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SSL EQカードについて



最近SSL 4000EのEQ 2chの製作依頼をいただきました。
これで残すところ手元にある基板は4枚となります。ちなみに下の基板で、型番は82E242となりますが同じ型番でもEとGでリビジョンなどがあるようです。

4000Gについても興味はありますが手元に無く購入すると1chあたり1万円以上しますので2chで色々含めると基板だけで3万円近くしてしまいます。そこで4000G基板を製作しようかと思いますが興味ありますか?w興味あるかたはこの記事にコメント頂ければと思います。

今考えているのは上の写真のようにカードタイプで製作して互換を持たせようと思っています。つまりSSLのコンソールに刺さっているカードと交換できるようにします!w

ただキット化すると部品をそれぞれ選んで袋詰めしたり説明を書いたりという工程が必要で、結局手間としては自分で作るのと変わらないのでキット化はせず、基板単体(部品がついていない)での販売を検討しています。

完成品基板の販売も可能ですが、やはり部品代や手間を含めるとオリジナルとほぼ変わらない価格となってしまいそうです。ですので完成品基板は完成品機材にのみ採用しこれまで同様工賃を含めた販売価格とするよていです。

と言っても4000GのオリジナルEQ基板(82E292)は1枚も持っていませんので幾分不利です。手元に写真、回路図など資料はたくさんありますのでオリジナルの基板無しに製作も可能ですが互換性があるかの検証など細かな面で不安が残りますのでもしお持ちの方はご連絡ください。市場より安値でよければ買い取らせていただきます!

EQP-1SolidState 出品!



久しぶりにヤフオクで出品をしました。長期在庫をしていました。EQP-1SolidStateです。
そうです。在庫処分です(笑)

ヤフオクは手数料がかかるので最近敬遠していましたが今回は1円スタートなのでヤフオクでしかできません。皆様ぜひ。

そして売り上げの半分を日本赤十字社を通じて熊本地震の募金に使用する予定です(日赤への募金は今回が初めてですので変更となる場合があります)。個人的には小さい時からお世話になっていましたがw

あまりこのアカウントで政治的なコメントはしたくないのですが僕が兵庫県出身なので地震といえば当時は阪神大震災の印象でした。1995年です。兵庫県でも姫路市ということや地震が朝早かったこともありほぼ記憶はありませんが僕の周りに神戸(震源)から引っ越してきた人がいました。

次は新潟でしょうか。2007年だそうです。当時はヤフーチャット全盛で(笑)新潟にも知り合いがいましたのですぐに連絡を取った記憶がります。余談ですが今の電気知識の基礎もヤフーチャットで身につけました(笑)。電気やっている人の大半の基礎は無線かシンセだと思います(笑)

東北大震災は原発と津波の影響でかなりイメージが強いですね。2011年。もう5年前なんですね。当時はかなり忙しく東京の地下のスタジオで一人ピッチ直しをしているときに揺れました。スタジオは基本的に浮床構造ですがかなり揺れていました。僕は気にせず黙々とピッチ直しを続けていましたが外に出た人曰く震度5の東京でも電信柱がガンガン揺れていたそうです。今思えばスタジオの扉は分厚いですので扉を開けるだけでもしておけばよかったと思います。

忙しさの影響もあってコンビニでちょろっと募金をするくらいだったと思いますが去年ようやくレンタカーを借りて福島と宮城を見てきました。悲惨な状態かと思っていましたが逆に津波の影響からか海岸沿いは何も無くなっていて分からなくなっていました。福島のホテルに泊まったり仙台で牛タンを食べたりいろいろ消費してきました(普通の旅行になっていますがw)。

そして今回の熊本、かなり前に旅行したくらいのご縁ですがまだまだ余震が続いているようで復旧しようにも難しいように感じます。今回は主に在庫処分ですが半分を募金しますので皆さんよろしくお願いします。修復された熊本城をいつの日か見に行けたらと思います。あの石垣、番号が振ってあるらしいですね。

「やらない善よりやる偽善」

いい言葉ですねー。こんな内容の記事を書くとはだいぶ老けた気がします。。。



1U76と1U78の違いを調査した件



最近FacebookやTwitterで直接書くことが多くなってきてブログの更新が減ってしまっています。SNSのほうがかなり楽なのでそちらに逃げてしまっていますが長文では読みづらいので長くなるときは今後もこちらに書く予定です。

で、今回はShinya's Studioの主力選手でもある1U76と1U78の違いについてです。
この議題は度々話題になってきましたがこのページをWebStoreに貼り付ける専用ページにする予定ですので正しく検証していきます。


入力段途中回路出力回路出力段ch数電源
1U76トランス入力ディスクリートディスクリートA級トランス出力1ch117V
1U78電子バランス入力オペアンプ ディスクリートB級トランス出力2ch100V

です。いかがでしょうか。
ちなみに上記内容は事実を書いているだけですのでディスクリートがいいとかB級が悪いとか117Vの方が音がいいということは一概に言えません。

レシオも1U76は2,4,8,20:1ですが1U78は回路の都合上4:1より小さくできないのでオリジナルのまま4,8,12,20:1となっていますが若干ナチュラル目に作っていますので1U76と同様に使っていただけると思います。

アタックタイムとリリースタイムは1U76はオリジナルと同様アタックタイムが20~800uSec、リリースタイムが50m~1.1Secです。1U78もオリジナルは同じですがShinya's Studio製は使いやすいようアタックタイムの最遅を2倍の20~1600uSec、リリースタイムの最遅を1/5の50m~220mSecにしています。

そしてコンプレッションに使っている部品も違います。1U76は普通の3本足の見た目のFETに対し、1U78は見た目はDIP8(8本足)のオペアンプっぽいですが中にFETが2つ入っていてステレオで使えるようになっています。(これはオリジナルも同様です)。

コンプレッションをかけた時の周波数特性の違いも検証しました。

1U76 アタック最遅、リリース最速で5dBかけた場合
1U76_5dB.png


1U78 アタック最遅、リリース最速で5dBかけた場合
1U78_5dB.png

1U78 アタック中間、リリース最速(どちらも1U76と同じ値)で5dBかけた場合
1U78-2_5dB.png

いかがでしょうか。全体的に低域が増えているように見えますが部品からすれば低域のコンプの効きが甘いということになります。基本的にレベルは1kHzに合わせましたので1U78は相対的に高域の効きが逆に強くなっている印象です。

最後に音の印象ですがこれは意外と皆さん分かれます(笑)なのであまり自分では言いたくないのですが1U76はナチュラルというか太めな印象、1U78は明るい印象です。コンプかけた時の周波数特性と反対ですね、、、
これはいつも歌で1U76を使っていて、その日空いていなかったので1U78で代用した時の印象です。AB比較で切り替えよりも案外そういった比較のほうがわかりやすい気がします。

ということでいかがだったでしょうか。1U76を2つにしたものが1U78と思われがちですが(オリジナルも同様)結構違いますw
1176もRev.Hまでくれば割と回路的にも1U78に似てくるのですが1U76は一番人気があるビンテージのRev.Dを基にしていますので違いがでてきます。

上記を参考に使い分けていただければと思いますが、基本的に歌以外はどちらもありかなと思っています。歌はその時の歌い手さんやマイクやその他機材で1U76、1U78を使い分けていただければと思います。

長文となりましたが最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

可変抵抗のAカーブの話



今回は珍しく電子部品の話です。

みなさん可変抵抗のAカーブをご存知でしょうか。

そんなもん知ってるよ。と、思われる方もこのブログで驚きの事実を得られるかもしれません。
ちなみにまだShinya's Studio的には研究段階の部分もあるので間違っているところがあれば訂正お願いします(笑)
ちなみにこの記事は長文で驚きの事実は最後にでてきます(笑)

可変抵抗というのは抵抗の一種で連続して抵抗値を変えられる電子部品です。よくレコーディング機器とかでも目にするグリグリ回すあれです。1176で言えばインプットボリュームなどを変えるあれです。ちなみにたまに「つまみの調子が悪い」という方がいらっしゃいますが調子が悪いのはつまみではなくつまみを支えている可変抵抗です。

IMG_2738.jpg


そしてこの可変抵抗は大抵3つの端子があり、その端子を1,2,3とすれば1-3間はその可変抵抗の最大値。2は他の2端子間を動くので最大値内で好きな抵抗値が得られます。説明がややこしくてすみません(笑)
pot.png

ただこの可変抵抗を動かしたときに抵抗値がどう変わるかというのが重要で、その用途により主に3種類に分類されます。
それは可変抵抗を均一に回したときに
1、対数的に変化する
2、直線的に変化する
3、対数と逆に変化する
という3種類です。

この対数(Logとも言います)というのはフェーダーとかVUだとわかりやすいでしょうか。
VUの目盛りは-20,-10,-7など実際の幅と数値が一致しません。でも人間の耳としては対数の方が馴染みやすく音量に関する部分には対数カーブが使われます(回路のインピーダンスによってカーブが変わるので対数カーブを使えばいいというものでもありません)。直線カーブは主に音響機器ではコンプのコントロールとかEQのゲインもそうです。逆対数も主に音量に使うものですが抵抗に反比例して音量が変わるときによく使われます(負帰還の中の抵抗とかでしょうか)。

で、やっと本題ですがAカーブというのをご存知でしょうか。このAカーブ、対数カーブでしょと思った方はちょっと違います。対数変化がAカーブ、直線がBカーブ、逆対数変化がCカーブと一般的にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますがAカーブというのはJISで決められたものでつまり日本の中の話のようです(アジア圏でも使われているところがあります)。日頃使ってるNeve、API、SSLは欧米ですね?使われている部品が欧米製か分かりませんが回路図はその国で書かれていますので、ものによってはAカーブが直線を意味するときもあります。SSLなんかはLogと書かれているので何カーブかは別に対数だとわかります。逆対数はアンチログとかです。

さらに対数カーブというものがどういうものかご存知でしょうか。これも引っ掛けですが実際にはかなり種類があります。アジア圏では15Aというものが主流で可変抵抗を半分(50%)回したときに抵抗値が15%になるというものです。欧米ではJISで言う10Aというものが主流で半分回したときに10%になります。全抵抗値が10kΩなら約1kΩですね。ちなみにメーカーによっては20A(半分回したときに抵抗値が20%)が標準というのもあります。

さらにこの対数カーブは各社の腕の見せ所で50%回したときの値しか決まりがないのでその他の抵抗値は各社バラバラなのです、、、

pot-curve.png

グラフはtocos、alps、bourns、TT、PEC、AB、Alpha、CTS等有名メーカーの対数カーブの可変抵抗をShinya's Studioで測定したものですが全く違います(笑)どれがどのメーカーなのかは秘密です(笑)

実際このカーブは主に3つの直線からなるものが多いのですが安いメーカーだと2つの直線でできているものもあり注意して使わないと回路によっては違和感がでてきます。

で、何が言いたいのかというとAカーブが必ずしも対数ではないということと対数カーブが必ずしも同じでないということです。特に機材においてつまみの位置で記憶しているもの(1176とかですね)の部品を変更する場合、国をまたいだりメーカーを変えるときは注意が必要ということです。

Shinya's Studioはもちろんそこにもこだわっています。

初のエイプリルフールネタ



昨日はエイプリルフールということでShinya's Studioとして初?のエイプリルフールネタに挑戦してみました!
その内容がこちら。 

500 Bus x12 

「増産なう」と題してBusCompを12台24Slot分並べてみましたが、増産はphotoshopで行いました!(笑)
最初に下段1台を6台にして、それを上に貼り付けつなぎ目をなくしました。本物は下の右端のみであとはコピペです。
つなぎはかなり雑ですがインスタにアップすると程よく画質が落ちて自分のエディット能力にしては上出来だったかと思いました。ちなみに1stStockを発送する前の写真なので手元には1台もありませんし、24Slot分のラックもありませんOrz、、、

たくさんのイイネをいただいて反響が凄かったですが皆さんはお気付きになりましたでしょうか?(笑)めんどくさかったのでつまみの位置が全て同じでバレバレだったでしょうか?
今のShinya's Studioにはこんなに増産する資金はありませんが将来的にこうなればいいなぁとおもっております。
コピペで物理的に増えればいいですけどね、、、

それでは今後ともShinya's Studioを宜しくお願い致します!