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4000EQのEとGの違いについて[その2]



4000Eと4000GのEQの違いその2です。
需要がどうなのか分かりませんが自分のためにも書いていこうと思います。
よくある見た目で分かる内容ではなく回路図を含めて検証します。

と、その前に笑
今回もEQの分類について笑
4000のEQには主にフィルタ、シェルビングEQ、ピーキングEQの3種類がついています。たいていこの3種類です。1073のフィルタやピーキングではインダクタが使われていますが4000ではピーキングでは半導体でシミュレートを、フィルタは抵抗が代用されています。そのため連続可変が可能となっています。

フィルタ(LPF、HPF)はご存知の通りある周波数から上、または下を徐々に削っていきます。
170224HPF.png 
画像はprotools付属のプラグインで100HzのHPFをした様子です。お気付きの通りフィルタは指定周波数で既に3dB下がります。下がり方は指定できます。フィルタは基本的に-6dB/octです。周波数が1/2になればゲインも1/2になります。これを2つ通せば2次フィルタとなり-12dB/octとなります。画像は-12dB/octで50Hzで計-12dBとなります。
4000ではHPFが3次、LPFが2次となっています。1073のHPFは2次ですのでHPFは4000の方が鋭く効きます。

次にピーキングです。
170224peak.png 
ピーキングはある周波数帯周辺のみを可変します。peak dipのpeakingです。4000Eのベルカーブもこれです。
ピーキングはコンデンサとコイルで周波数を決定します。例えば中心周波数1kと言ってもいろいろな組み合わせができますがコンデンサ、コイルのそれぞれの値で効きだす周波数を決定するためそれがQ(BandWidth)となります。100Hzと10kでも中心は1kですし、500Hzと2kでも中心が1kです。
Qはquality factorの略ですがQが1の時に中心周波数の半分、倍の周波数でゲインも1/2となります。

最後にシェルビングです。
170224shelf.png 
画像は2kHz -12dBのハイシェルビングです。
シェルビングは指定した周波数より上もしくは下を同じゲインで可変します。shelvingとは棚のshelfから来ているんだと思います。スピーカーのbook shelfなども本棚ですが、日本語の棚田とか大陸棚とかの方がイメージに近いかもしれないですね笑
シェルビングもフィルタ同様指定周波数では可変ゲインの1/2となり効き始めはもっと手前からとなります。カーブはこちらもQにより調整ができます。プラグインなどのイメージでは特にハイシェルビングなどで永遠に上まで効いてそうですが、実際のアナログでは使用部品の特性などによりゲインが戻ってきます。Qの広いピーキングのイメージです。

というわけで長文になってしまいましたので今回もここらへんにしておきます。
次こそはEとGのちがいに入れるでしょうか?笑

4000EQのEとGの違いについて[その1]



Shinya's Studioでは4000EQを販売しています。
http://store.shinya-s-studio.com/ca4/31/p-r4-s/
タイプはEとGがあります。基板はオリジナルのカードを使用していますが基本的にGはストックがないため都度仕入れています。

4000_chstrip.png 

オリジナルのカードについてですが大型のコンソールは大抵1chごとにchモジュールとして本体から抜き出しが可能になっています。その中でも4000シリーズはメンテナンスがしやすいようにchモジュールに機能別でカードに分けられ挿さっています。Shinya's Studioはそのカードを使って1Uに作り直しています。いわゆるノックダウンというやつです。Shinya's Studio製はpot,knob,コネクタなどはできるだけ新品を使用しています。カード上の電解コンデンサはもちろんリキャップします。コンプのコントロール回路に使用されている電解コンデンサはリキャップせずとも音には影響しませんが以前そのまま使用したら動作がおかしかったです笑
computer_kiban.png 
さて4000EQのEとGについての違いですがその前にEQのタイプについて説明します。
EQのタイプは主にパッシブ型とアクティブ型に分けられます。ご存知の通りパッシブは電源不要の抵抗、コイル、コンデンサなどの部品のみでできた回路。アクティブは電源が必要な半導体などが使われた部品でできた回路です。これはEQ回路部分のみの話なので機材のトータル的にはブーストする限り電源は必要です。

パッシブの代表例はPultec EQP1ではないでしょうか。
http://store.shinya-s-studio.com/ca4/53/p-r4-s/
EQP-BlueT.jpg 
EQ回路でピーキングを設計する場合コンデンサとコイル(インダクタ)が必要になります。Pultecはこのどちらも使われています。コイルを使用すると高価になるのと大きさなどの問題も出てきます。
またEQ回路全体でパッシブのためレベルダイアグラム的には20dB程度下がっています。
パッシブ回路ではブーストができないためEQ回路で20dB程度下げておいて後でその分をアンプなどで持ち上げます。そしてEQ回路でバンドパス(特定の帯域だけ通過)させればピーキングの20dBブーストとなります。Pultec EQPのEQ回路のあとのアンプはトランスと真空管で構成されています。
マーシャルのヘッドについているEQも回路は違えどパッシブです。

アクティブの代表例は2つご紹介します。
1つはNeve1073タイプのEQです。
http://store.shinya-s-studio.com/ca4/15/p-r4-s/
73EQ1chF2.jpeg 
1073のEQもコンデンサとコイルでフィルタを作っていますがEQ回路はアクティブです。EQ回路にアンプが入っていてフィルタの動作分だけ増幅、減衰を必要な分行います。原理的にはフラットの時にはSNはこちらの方がいいかもしれません。アンプはディスクリートです。

アクティブの代表例その2は今回の4000EQです。
1U4000 EQ 2nd F 
こんなに長く書きましたがEもGも今回の分類ではおなじです笑
4000の回路はコイルを使わず半導体でシミュレートしてあります。安価に出来るのと省スペースにできます(ノイズに強いです)。またメンテナンス性も高いです。そして1073と同じくEQ回路にアンプが付いていて必要な分だけ上下させます。アンプはオペアンプですがシングルアンプが12個ほど使われておりクロストークなどの影響を抑えられています。

というわけで今回はこんな感じです。EとGの違いについては次で書こうと思います。

代引きと着払いは全く違います。



みなさまご存知かと思いますがたまにお問い合わせをいただくので記事にさせていただきます。

着払いとは「送料のみ」の話です。商品を受け取る際に受取人が「送料」を支払います。

代引き(代金引換)は「商品代金」の話です。商品を受け取る際に受取人が「商品代金+手数料」を支払います。送料に関しては一部の会社で「元払い代引き」と「着払い代引き」があるようですが後者が一般的です。

代引き、着払いなどは登録商標かと思いしらべてみましたがどこも同じようです。着払いの反対は業者によって「元払い」「発払い」と違いがあります。
ちなみに「宅急便」はヤマト運輸の商標で「魔女の宅急便」にクロネコがでてくる理由というのは有名な話ですね。佐川もやっと上場するそうで、、、

Shinya's Studioでは商品代金のみの事前支払い、送料はゆうぱっく着払いとさせていただいております。代引きは現状で対応していません。着払いにしている意味はご存知かと思いますが送料の計算ミスをなくすためです。差額が出た場合、特に当方がプラスの場合返金などの処理に手間がかかるため着払いとさせていただいております。

当方が受取人となる場合はやはり到着時に支払うのは面倒だなと思います、、、(特に普段クレジットカードでの決済が多いので)。もし元払いご希望の方は検討させていただきますのでお問い合わせください。部品などは定形、定形外なども検討させていただきます。

部品の販売



すっかり暖かくなってきました。花粉が気になりだす季節です。

さてShinya's Studioでは部品の販売もしています。
海外から取り寄せたツマミ、スイッチ、トランス、PCBの他国内で特注で板金した1Uケースなどがあります。Shinya's Studio製1Uケースは内部高が41mmあり既製品の中で一番広いと思います。トランスやコンデンサなど背の高いものの候補も増えます。

IMG_8919.png 
部品は主にShinya's Studioで使用するものを大量に発注した際に発生した在庫分となります。
皆様が同様に海外から購入するとしても送料などがお得です。発注も多めにしていますので仕入れ単価自体も違います。また在庫品に関しては即納ですので納期は海外に比べると変わってきます。

このところオークションに一部出していることもあって部品の売れ行きが好調です。当方の使用分もなくなってきました(笑)

Neve type knobは全ての種類、色に置いて品薄になってきましたので新たに計200個オーダーしました。工場受注生産のようですので発送まで数日かかるみたいです。Neveのツマミってなんでかっこいいんでしょうね。

IMG_8966.jpg 
カーンヒルトランス、sifam knobについても近日オーダーする予定ですので興味のある方はご連絡ください。複数個オーダーされる方は数割も可能な場合が有ります。

1U76 50th 
また1U76につきましてもおかげさまで次で60台となります。60台目はブルーパネルとなりますので、是非ご検討ください。写真のsifam vintageメーターはオプションですが在庫があります。
http://store.shinya-s-studio.com/ca2/1/p-r2-s/

4000_chstrip.png 
あと4000のchストリップをオーダーいただきました。EともGとも書かない理由はセクションによりカードをミックスするからです。しかもHAやEQカードはEとGだけで数種類ずつあるようです。カードはまだ数枚残りがありますので興味のある方はご相談ください。他にも「こういうのできないか」などのご相談おまちしております。修理は基本的にShinya's Studio製以外のものは受け付けておりません。

インピーダンスについて考察



最近激安でオフオクで出品しています。意外とあがらなくて焦っていますが皆様にとってはチャンスなのではないでしょうか?落札頂きましてありがとうございます。

さて今回はインピーダンスについて考察したいと思っています。
インピーダンスというのはオーディオにおいてよく出てきますが実際僕の中でもかなり難しく、ちゃんと理解されている方も少ないのではないでしょうか。今回はざっくりと解説していこうと思っていますがうそを書いているかもしれ無いので詳しくはご自身で調べてみてください。そして嘘が書いてあればこっそりご指摘ください(笑)

さてまず「インピーダンスとは」というところからですがインピーダンスは単位がΩなので抵抗です。
抵抗なのですが「部品の抵抗」は交流(AC)、直流(DC)関係なく抵抗値の値が関係してきますが、コンデンサやトランスなどはACは通して(抵抗がゼロに近い)DCは通さない(抵抗は無限大に近い)ということで直流に対する抵抗をレジスタンス、交流に対する抵抗をリアクタンス、その両方をインピーダンスと呼びます。日頃機材に入ってくる音はACですね。ファンタムはDCです。

そしてよくロー出しハイ受けがいいというのを聞かれるかと思います。
出力するときはローインピーダンスで出して、それを受けるのはハイインピーダンスの方がいいということです。
それがなぜかを図解で説明します。
170219-1.png
上の図はある機材の内部を表しています。EQでもコンプでもいいです。DIがわかりやすいかもしれません。中央の三角はアンプです。この機材の入力インピーダンスはR1という抵抗のように表現でき、出力インピーダンスはR2です。R1は入力とグランドにパラで入っていてR2は出力にシリーズで入っています。このDIの入力インピーダンスが1MΩならR1が1MΩ、出力インピーダンスが100ΩならR2が100Ωというイメージです。

170219-2.png 
この後ろに機材をつないでみます。ロー出しハイ受けがいいと書いたので試しに入力インピーダンスが9,9kΩの機材をつなぎます。R3が9,9kΩです。とするとどうなるでしょうか。

出力から10kの可変抵抗を通って次の機材へ入力されるイメージになります。
170219-3.png 
こんなかんじです。10kの可変抵抗で100R分絞っていますので次への入力は99/100になります。下がるのは0.1dB以下です。

これが極端になりますが分かりやすくもし逆の9,9kΩ出し、100Ω受けだと1/100になりますよね。40dBも下がります。つまり前段で40dB上げないといけなくなりその結果歪みます。歪むのは次の機材の入力ではなく前の機材内で歪みます。

さらに前の機材の出力インピーダンスのレジスタンス分とリアクタンス分が次の機材のインピーダンスと絡んでハイパス、ローパスを形成するのですが通常これは可聴帯域外(20〜20kHz)に設定されています。しかし設計者の想定外のローインピーダンスで受けてしまうと可聴帯域内にハイパス、ローパスがかかりスカスカ、モコモコになります。

music_audio_amp.png 
よくパワーアンプのスペックでダンピングファクターというのを見かけると思いますがあれもインピーダンスの話です。ダンピングファクターは(次の入力インピーダンス)÷(前の出力インピーダンス)です。比率なので単位はありません。単純にスピーカーを8Ωから16Ωに変えればダンピングファクターも倍になります。
ダンピングファクターは数字が大きいほどローの制動力がすぐれているとされます。逆に小さいとぬるい音になってきます。アムクロンなどはソリッドステート構成なので3000ほどあるものもありますが、真空管アンプだと出力がトランスなので出力インピーダンスが数Ω、ダンピングファクターも1に近いです。

では音響機器もダンピングファクターが高いほうがいいから100Ω出力の機材を1MΩ入力のDIで受ければいいかというとそういうわけでもないです。確かに100Ω出力の機材の信号はロスが少ないまま入力されますが近くのインピーダンスが高いノイズなども受けやすくなります。何事も適切なのがいいですね。

逆にぬるくしたいから次の入力インピーダンスを低めで受けたら、、、と思った方は最初からやり直しです。適切な範囲内で可変させるのはアリだと思いますが最悪な場合、前の機材に負荷がかかりこわれます。。。

というわけでだいぶ端折って書きましたが他にもいろいろ理由はあります。とりあえずセオリー通り繋いでおいてもらえればその機材の真価が発揮できます。分からない方はご相談くださいー。

おすすめのiPhoneアプリ



今回はおすすめのiPhoneアプリをご紹介します(笑)
今回のターゲットというかアプリをお勧めする層は主に電子工作をされている方です。

job_handa_duke.png

名前は「Electronic TB」です。TBはトークバックではなくツールボックスです。
https://itunes.apple.com/us/app/electronic-toolbox-pro/id339158729?mt=8

このアプリは電子工作で必要な計算などを割と簡単に行ってくれます。僕が買った時は「Electronic TB」という名前で数ドルだったですが今はProとついて800円くらいになっていますね。機能は同じではと思います。800円でも購入する価値はあると思います。プラグインに比べたらかなり安いです。課金などはあまりし無い僕ですがこれだけは買いました(笑)

機能はたくさんありますがよく使っているのは数種類です、、

1、抵抗、コンデンサなどの表示
抵抗のカラーコードやコンデンサの数字を読むのに色とか数字を入れると値がすぐに出てきます。
暗算?でもできなくはないですが間違いが減ります。

2、LEDや3端子レギュレーター、RCフィルターなどの必要な値を入れるとその他の情報が出る。
例えばRCフィルターで周波数とR(抵抗)をいれればC(コンデンサ)の値が出るしそれを入れ替えることもできます。
3端子なども必要な電圧と抵抗2つのどれかを指定してあげればその他の欲しい情報がでます。

あと抵抗の並列やコンデンサの直列の計算もすぐできます。

3、dB系の変換
dB系の変換ができます。例えば+4dBuは何Vだっけみたいなことです。RMSとP-Pの変換もできるのでP-Pが5Vのサイン波は何Vrmsで何dBuみたいなのが簡単に計算できます。
ちなみに商用電源の100VはRMSですのでVp-p(波形の山から谷まで)は282,84Vです。感電したら282,84Vp-pとなります(笑)

4、周波数の計算など
波長が何uSecだと何kHzなんだろうみたいなやつができます。あとiPhoneなのであれですが一応SG(シグナルジェネレーター)もついています。オシロスコープも付いていますがSG同様ちゃんとしたのがあるので使っていません。

5、オームの法則
これこそ電卓でできますがアプリの方が手順が数回へります。楽です。
抵抗、電圧、電流、電力の4つのうち2つ指定すると他の2つが出てきます。これを使うのは抵抗の耐圧計算のときとかでしょうか。LEDで電流制限抵抗を使うときなどに1/4Wでどこまでいけるのかみたいなものができます。

面倒なのでざっくりと書きましたがかなりおすすめです。ただ僕が知ら無いだけで無料でいいアプリが出ているかもしれませんので他にもおすすめのアプリがあれば教えてくださいー。

Shinya's StudioブログのURLが変更になりました。



Shinya's StudioブログのURLが変更になりました。

これまで諸事情によりブログをメインディレクトリに置く必要があったのですが、この度解決しましたのでサブディレクトリであるhttp://blog.shinya-s-studio.comへと移しました。登録されていた方は是非更新をお願いします。


またメインディレクトリhttp://shinya-s-studio.comにはShinya's Studioのトップページを開設しました!というかまだ未完成といった感じでwordpressを勉強しつつ更新していっています。wordpressに詳しい方でここはこうした方がいいみたいなのがあれば是非アドバイスをお願いします。


ただwebstoreで電話番号を公開していますが「電話でのお問い合わせは受け付けておりません」と書いているにもかかわらずHP製作の勧誘がたまに来ます。勧誘は必要ありません。


そしてリンクは今の所、webstore、weblog、のみですがAuctionができないかと思っています。wordpressのプラグインでできるようですがこちらも勉強しつつ検討したいと思っています。

Autodesk EAGLE CAD



まず今回の内容は基板を製作するCADについてのお話なので機材の方に興味を持たれている方はあまり関心がないかもしれません。

さて、今回はEagle CADについてです。普段基板の製作にはEagleというCADを使っています。基板製作の他にも板金屋さんに出す図面などもEagleでやっています。普通はイラレとかでやるのかもしれませんがPCB製作でかなり慣れたのでEagleの方が早いです。Eagleは以前までCadsoftという会社で販売されていましたが去年あたりにAutodeskという会社に買収されました。AutodeskはCAD界では超有名です。

販売方法は以前は一括でライセンスを購入という形でしたがついに今流行りのサブスクリプションになりました!笑レコーディング業界ではProtoolsやWavesの一部などがそうですがデザイン業界ではAdobeなどもそうですね。サブスクリプションに関しては否定的な意見も聞かれますが当方としては大歓迎です!(条件はありますが)。
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Subscription
サブスクリプションというのはご存知の通り「永続ライセンスを買い取る」という考えから「月ごと、1年ごとなどに支払う」という形になります。歓迎する理由の1つにたとえば月ごとにしておけば使わない月は支払わなくてもいいということになります。Protoolsなどはさすがに毎日使うものですが基板CADは頑張れば1ヶ月空けられるかも?

歓迎する理由は他にもあります。とりあえず支払いを後延ばしにできることです(笑)
ProtoolsもHDは高いですがCADも負けていません。フルライセンスだと20万円くらいします。それが毎月だと1万円くらいになるので差額19万円をどんどん後ろにずらせます。これはローンという考え方とはちょっと違いますよね。ローンだと払い続けないといけませんがサブスクリプションは途中で止められます。レンタルに近いのかもしれませんね。できれば1年一括ではなくAdobeさんのように1年分割の選択ができれば最高です。月毎より1年月払いのほうが安いです。

サブスクリプションを歓迎する条件としてはやはり永続ライセンス時と比べて支払う価格が上がっていないかどうか。Eagleのフルライセンスは以前まで20万円くらいだった気がします。今回サブスクリプションになって1年で8万円となりました。約3年で超える計算ですね。ただ以前はユーザー数によって割引があったのでそれを含めるとかなり割高感はあります。さらにEagleはSCH,BRD,AutoRouterの3機能から成り立っていて以前は機能別で購入できたのですが今回はなさそうです。当方は配線は自分でやるので(AutoRouter機能が使いこなせないw)AutoRouter機能はなくてもよかったのですが。価格的には以前は2/3になっていました。これは地味に大きいです。

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Eagle v8
さらにAutodeskになってEagleのverが8になりました。変更はいろいろとあるようですが一番のポイントは基板面積制限ではないでしょうか。Eagleは時代によってライセンスの種類がかなり多くあり自分も全て認識しているわけではありませんが基板の面積制限があります。Freeや低価格ライセンス版では100x80mmまで、その上は100x160mmまで。フルライセンスは4000x4000mmまでとなっています。100x160mmが数万円、4000x4000mmが20万円ということでできればその間の1000x1000くらいを出していただきたいのですが急に4000mmまで飛びます(笑)1U Rackの内部が420mmとかなので500x500でも問題ないです!

当方はだいぶ前に100x160のライセンスを購入し使っています。この制限に当たることはしばしばありフルライセンスを購入するのを今か今かと先延ばしにしつつ大きい基板を作るときはKiCADとかでしのいでいたのですが今回から若干変更になりました!以前まで100x160mmという制限の仕方でしたが160㎠という表現になりました。これは何が違うかというと以前までは長辺が160mmまででしたがv8から320x50mmなんてのも製作できます!これはv8 freeで確認しました(freeは80㎠までですが)。

ただこの制限は部品のパッドが置ける範囲というもので以前から基板外形、部品外形、配線、基板固定穴などはこれに入りませんので基板外形などはいくらでもできるはずです。Free版も部品パッドを制限内に収めていればいくらでも可能なはずです。

SSLの子基板をつなぐ基板などは割と長細い基板になることが多く今回のアップデートが有効です。
あとAPI 500基板も150x130とかなので微妙に効いてきます。

一番節約できるのはKiCADなどフリーソフトでやることですが一度Eagleに慣れてしまって今や仕事と化している基板製作業務はやりやすさからEagle一択になってしまっています。KiCADで慣れていればよかったのですがまずはv8のStandard(100x160ライセンス)へのアップデートを目標にPremium(フルライセンス)を目指して頑張りたいと思っています。

というわけでEagleのライセンスアップデートのためにも皆様基板を購入してください(笑)
若干基板の種類を増やしました。
あとPartsのサブメニューにPCBとKnobを追加しました!見やすくなったと思います。
http://store.shinya-s-studio.com/?ca=11

他にもこういった基板が欲しいなど希望がありましたらご連絡ください。

ちなみにEagleはライセンスによって商用不可などがありますので商用目的で購入される方はご注意ください。といっても現状で不可なのはFreeと学生版だけだとおもいます。