FC2ブログ

Autodesk EAGLE CAD



まず今回の内容は基板を製作するCADについてのお話なので機材の方に興味を持たれている方はあまり関心がないかもしれません。

さて、今回はEagle CADについてです。普段基板の製作にはEagleというCADを使っています。基板製作の他にも板金屋さんに出す図面などもEagleでやっています。普通はイラレとかでやるのかもしれませんがPCB製作でかなり慣れたのでEagleの方が早いです。Eagleは以前までCadsoftという会社で販売されていましたが去年あたりにAutodeskという会社に買収されました。AutodeskはCAD界では超有名です。

販売方法は以前は一括でライセンスを購入という形でしたがついに今流行りのサブスクリプションになりました!笑レコーディング業界ではProtoolsやWavesの一部などがそうですがデザイン業界ではAdobeなどもそうですね。サブスクリプションに関しては否定的な意見も聞かれますが当方としては大歓迎です!(条件はありますが)。
computer_kiban.png 
Subscription
サブスクリプションというのはご存知の通り「永続ライセンスを買い取る」という考えから「月ごと、1年ごとなどに支払う」という形になります。歓迎する理由の1つにたとえば月ごとにしておけば使わない月は支払わなくてもいいということになります。Protoolsなどはさすがに毎日使うものですが基板CADは頑張れば1ヶ月空けられるかも?

歓迎する理由は他にもあります。とりあえず支払いを後延ばしにできることです(笑)
ProtoolsもHDは高いですがCADも負けていません。フルライセンスだと20万円くらいします。それが毎月だと1万円くらいになるので差額19万円をどんどん後ろにずらせます。これはローンという考え方とはちょっと違いますよね。ローンだと払い続けないといけませんがサブスクリプションは途中で止められます。レンタルに近いのかもしれませんね。できれば1年一括ではなくAdobeさんのように1年分割の選択ができれば最高です。月毎より1年月払いのほうが安いです。

サブスクリプションを歓迎する条件としてはやはり永続ライセンス時と比べて支払う価格が上がっていないかどうか。Eagleのフルライセンスは以前まで20万円くらいだった気がします。今回サブスクリプションになって1年で8万円となりました。約3年で超える計算ですね。ただ以前はユーザー数によって割引があったのでそれを含めるとかなり割高感はあります。さらにEagleはSCH,BRD,AutoRouterの3機能から成り立っていて以前は機能別で購入できたのですが今回はなさそうです。当方は配線は自分でやるので(AutoRouter機能が使いこなせないw)AutoRouter機能はなくてもよかったのですが。価格的には以前は2/3になっていました。これは地味に大きいです。

job_handa_duke.png 

Eagle v8
さらにAutodeskになってEagleのverが8になりました。変更はいろいろとあるようですが一番のポイントは基板面積制限ではないでしょうか。Eagleは時代によってライセンスの種類がかなり多くあり自分も全て認識しているわけではありませんが基板の面積制限があります。Freeや低価格ライセンス版では100x80mmまで、その上は100x160mmまで。フルライセンスは4000x4000mmまでとなっています。100x160mmが数万円、4000x4000mmが20万円ということでできればその間の1000x1000くらいを出していただきたいのですが急に4000mmまで飛びます(笑)1U Rackの内部が420mmとかなので500x500でも問題ないです!

当方はだいぶ前に100x160のライセンスを購入し使っています。この制限に当たることはしばしばありフルライセンスを購入するのを今か今かと先延ばしにしつつ大きい基板を作るときはKiCADとかでしのいでいたのですが今回から若干変更になりました!以前まで100x160mmという制限の仕方でしたが160㎠という表現になりました。これは何が違うかというと以前までは長辺が160mmまででしたがv8から320x50mmなんてのも製作できます!これはv8 freeで確認しました(freeは80㎠までですが)。

ただこの制限は部品のパッドが置ける範囲というもので以前から基板外形、部品外形、配線、基板固定穴などはこれに入りませんので基板外形などはいくらでもできるはずです。Free版も部品パッドを制限内に収めていればいくらでも可能なはずです。

SSLの子基板をつなぐ基板などは割と長細い基板になることが多く今回のアップデートが有効です。
あとAPI 500基板も150x130とかなので微妙に効いてきます。

一番節約できるのはKiCADなどフリーソフトでやることですが一度Eagleに慣れてしまって今や仕事と化している基板製作業務はやりやすさからEagle一択になってしまっています。KiCADで慣れていればよかったのですがまずはv8のStandard(100x160ライセンス)へのアップデートを目標にPremium(フルライセンス)を目指して頑張りたいと思っています。

というわけでEagleのライセンスアップデートのためにも皆様基板を購入してください(笑)
若干基板の種類を増やしました。
あとPartsのサブメニューにPCBとKnobを追加しました!見やすくなったと思います。
http://store.shinya-s-studio.com/?ca=11

他にもこういった基板が欲しいなど希望がありましたらご連絡ください。

ちなみにEagleはライセンスによって商用不可などがありますので商用目的で購入される方はご注意ください。といっても現状で不可なのはFreeと学生版だけだとおもいます。

コメント

非公開コメント