4000 DYNができたよー



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今年の年始からお問い合わせいただき注文頂いていました4000 DYNが完成しました。
Shinya's Studioでは長めの3ヶ月強かかりました。
4000 Compは前にも作ったことがあったのですが今回はGate/expandがついたDYNです。
長くなった理由は基板、ケースを1から作ったというのもありますが特殊な内部配線や電源周りにすこし苦労したのと他に受注がたまっていたこともあります。

内部配線が特殊と言ってもSSLの卓とほぼ一緒ですが、希望を受けましてインサートものを挿せるようにしてスイッチ1つでインサートがいろいろ変わります。SCを押せばDYNのSCに入り、押さなければオーディオパスとしてコンプの後に入ります。preを押せばコンプの前に入ります。主にEQを想定しています。

上記回路を実現するためにリレーを合計10個使用しました。1つのリレーに2個スイッチがついているので20個の切り替えです(笑)このリレーがかなり電流を食うので出来るだけ省電力のオムロン製リレーを使用しました。

また同様にLEDも電流を食います。正直コンプ基板はオペアンプ、VCAなどあまり電流はくわないのでリレーとLEDにかかっています。LEDの電流制限抵抗はカードについています。この抵抗は昔のLED用に設計されています。1つ10mAでステレオで20個使うので200mAも食いますが今は明るい高輝度LEDというものがあります。明るいと少ない電流で同じ明るさになります。電流は1/10、20mA程度にできました。

肝心の音はというとVCAがDBXなのでDBXっぽさも若干あり、トランスもなにもつんでないのに太くていい感じです。f特が太いというより叩くと太くなるという感じでしょうか?むかしからこのコンプは好きです。歌とかにもいいです。卓についている割にとりあえず感はありません。76の様にディスクリートではないのでSNは同じくらいですが内部のインピーダンスは低く外部ノイズにはかなり強いです。

Gateはスレッショルド以下を下げる、Expandも小さい音は小さく、大きい音は大きくそんな感じです。僕はあまり使いませんがタムとかには有効ではないでしょうか。あとコンプと合わせてトークバックに使われます(笑)

コンプのつまみは時計でいう10時〜11時頃にゼロやレシオのいいところがあるので全部そこらへんにしておけばいいというのが定石です。そこらへんにしておいてHAを調整する。76的なあれです。しかもなんとオートゲインなのです。叩いた分ゲインがあがります。叩かなくても上がりますが。スレッショルドとレシオの可変抵抗が2連になっていてそこでゲインもいじっている感じです。

76もいいですが4000 DYNも侮れません。
残念ながらこちらは最初に書いた通りもう直ぐ出荷されますのでみなさまもいかがでしょうか?
カードはまだ若干あります。もちろんリキャップはしています。

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