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コンプをインサートしよう!



こんばんは。久しぶりのブログを書きます。昔は結構な頻度で書いてましたがちょっとめんどくさくなりつつあります(笑)

Shinya's Studioの主力商品はコンプやEQですのでインサートについて触れたいと思います。
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DTMをされている方はマイクやギターアウトを直でオーディインターフェースにつなぎ、オーディオインターフェースをパソコンにつないで録音されている方が多いと思います。プロの現場ではオーディオインターフェースはあくまで+4dBuのLine受けで、コンソールや単独のマイクプリ、EQ、コンプをつないでオーディオインターフェースにつなぐことが多いです。

たまにコンプは「かけ録りですか」と聞かれますが「かけ録り」という言葉を使わないほどかけ録りが当たり前です。録りの段階である程度形になっていないと演奏する側も演奏しづらいですし録音側でもアナログ領域でちゃんと処理してあげてからデジタルに渡さないとハイレゾが流行っている現在でもデジタルをフルで生かせなくなります。

プラグインと実機の違いがわからないという話もたまに聞きますがギターのエフェクターで考えていただければわかりやすいと思います。エフェクターもアンプもあるのにパキパキの音でアンプで鳴らして録っておいて後でプラグインで歪ませるというのはあまりしないですよね(特別な場合を除きます)。

さて今回はDTMをされている方向けにコンプのインサートを解説したいと思います。インサートというのは直訳で「差し込む、挿入」ということです。レコーディングではマイクプリとレコーダーの間に差し込むということになります。繋ぐ順番としては

マイクやギターなどの音源
マイクプリ

EQやコンプなどもインサートもの

レコーダー

となります。最初にマイクプリがくるのはできるだけ最初に増幅した方がいいからです。あとで増幅するとその前の機材のノイズ成分も上がってきてしまいます。インサートものは補正の役割で使用します。EQは音質、コンプは音量の補正で使用しますね。必要なければなくても構いません。

今回はインサート端子がついたAPOGEE Ensembleを例に解説します。
Ensembleは裏面にTRSの独立したsend端子、return端子があります。この端子はTRSと書かれていますのでバランス接続ができます。Shinya's Studioのコンプ、1U76などはトランスのバランス入出力なのでこの端子を使って1U76側はXLR端子、Ensemble側はTRS端子のバランスケーブルで接続します。
するとマイクプリはEnsemble内蔵、そのあとに1U76ときてADされDAWに録音できます。

このインサート端子はあまり装備されていることが少ないようでTRSでsend/returnを兼ねたものはアンバラ入出力になるためあまりプロ向けレコーディング機材に適しません。インサート端子自体無いものもあるのでこの場合はマイクプリ自体も外部で用意して

外部のマイクプリ

EQやコンプなどもインサートもの

オーディオインターフェースのLineインプット
とするしかなさそうです。もちろんそれが一番理想です。コンソールやChストリップでもいいです。
Shinya's Studioでも出しています(笑)
http://store.shinya-s-studio.com/ca3/73/p-r-s/
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インサート端子がないまたはアンバラのインサート端子しかないものは一度録音したものを出力して外部のコンプなどを通してまた録音するいわゆるリアンプしてもいいですが一度デジタルを通るので直で録音するよりメリットは下がってしまいます。コンプなどを使う場合は直の場合はピークを抑えた分大きめにデジタルで録音できますが、デジタルを通ってからコンプをかける場合、マイクプリからデジタルで歪む可能性が出るためマージンを多く取らないといけなくなりデジタル領域をあまり使えないからです。

もちろんプロの現場でもミックスでアナログ機材を使う場合は上記方法のような接続をすることもありますが、ちゃんと録音されていることが大前提です。

アナログ機材のメリットは録りの段階の方がわかりやすいかもしれませんね。プラグインも「壊れる心配がない」、「複数トラックで使用できる」などのメリットがありますが録りだとツマミをリアルで回せたりメーターの監視が容易だったりアドバンテージが大きいです。プラグインはせいぜいモニターの中の話ですからね。


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追記です。
AudientのiD22なんかもTRSのSend,Return端子がついていますね。他にもありましたらご連絡ください。

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