ACアダプターの種類



今日はACアダプターの種類について書きますよ!

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ACアダプターというと家庭用コンセントのAC100Vをそれぞれの機材用に電圧を下げるためのものですが種類が割とあります。ACは関東では50Hz、関西では60Hzの交流です。DCは0Hzの直流です。
今回は大きく分けていこうと思います。

1、AC-ACアダプター
まずはAC-ACアダプターです。これは単純に電源トランスが入っているだけでAC100Vを機器用にAC9Vなど変圧(降圧)します。電源トランスだけなので入力が1、2倍の120Vになると出力も1,2倍程度になります(定格以外は寿命が短くなる可能性があります)。極性はありません。反対に繋いでも逆相になるだけです。コンセントを逆に繋ぐのと同じです。大抵は交流のまま使う機器か、機器側に直流変換回路が入っています。

2、AC-DCアダプター
AC-DCアダプターです。これはAC100Vなどの入力を直流のDC9Vなどに変換します。極性はあります。一般的にはセンタープラスというもので同軸コネクターの中心がプラスになります。例外としてエフェクターなど音響機器はセンターマイナスというものが一般的です。逆の極性を繋いでしまった場合最悪壊れます(大抵は保護回路が入っていますが、、、)。

このAC-DCアダプターの中でも種類があります。

2-1、スイッチング電源式
スイッチング式です。スイッチング式の中でも種類はありますが割愛します。
電源回路において一番体積をしめるのは電源トランスとコンデンサですが周波数が上がると大きさを小さくできます。大抵は100kHz以上の可聴帯域外でスイッチングさせますが、10kHz程度のものもあります。ノイズが取りきれてなかったりインピーダンスが高い機械が近くにいると飛び込みます。
メリットは本体を小さくできるので、同じ大きさだと大容量が期待できます。下に出てくるシリーズ電源式と変換方法が違うため効率もいいです(90%前後?)。大容量のアダプターはだいたいこれです。大抵ユニバーサル電源と言って100V〜240Vまで対応するものが多いです。

2-2、シリーズ電源式
トランス式と呼ばれるタイプですが、AC-ACアダプターにもスイッチング電源式にもトランスが入っているのでこの呼び方はあまり好きではありません。
シリーズ電源式はスイッチングさせずに50または60Hzをそのまま直流に変換します。こちらは100Vなら100V専用です。120V、200Vは絶対に使用してはいけません。
入出力間で大抵3V以上必要なので効率はあまり良くなく熱が出ます。
シリーズ電源式はこの中にも2つあります(笑)

2-2-1、安定化されていないタイプ
安定化されていないタイプはAC100VをトランスでAC9Vなどに落とした後に簡単なダイオードとコンデンサで直流っぽくして終わりです。大抵は機材内部に安定化回路が入っているか、音響機器以外等のノイズにシビアでないものはそのまま使われることもあると思います。無負荷でACアダプターの出力をそのまま測定すると定格より高くなります。

2-2-2、安定化されたタイプ
安定化されたタイプは上記の安定化されていないタイプの後に安定化回路が入ります。大抵は専用ICで制御されます。入力がある程度変動しても、出力の負荷がある程度変わってもほぼ一定の電圧を出力します。

というわけでACアダプターは割と種類があります。安易に無くしたから代用するとか、小さくしたいから変えるなど考えずに純正を使ってください。

代用するか変更したい場合でも特に電気にあまり詳しくない人はメーカーか電気に詳しい人に相談してください。シリーズ電源式の安定化されているかどうかなどは分解しないと見分けがつきません。エフェクターにセンタープラスのACアダプターや、AC-ACアダプターをつなぐと最悪壊れます(センタープラスのエフェクターもあるかもしれないので確認してください)。

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