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Plugin Alliance MC77のオススメの使い方



こんにちは。1176系プラグイン研究家のShinya's Studioです(笑)

今日はPlugin Alliance Purple Audio MC77のオススメの使い方をご紹介したいと思います。

普通1176系は信号を入力しインプットを上げていっていい具合にかかったところでアウトを調整するという使い方になると思いますが、それをPlugin Alliance のMC77でやると画像のようになってしまいます。

MC77-1.png

これは1kHzの-16dBFSを入力しインプットをかかる寸前まで上げていき、アウトを-16dBFSになるようにつまみを調整した時の設定です。

アウトプットがかなり絞られた状態で違和感を感じます。

しかしこのMC77にはHEADROOMというつまみがあります。これがいわゆるスレッショルドになるのだと思います。

そこでオススメの手順としては下記になります。

1、inputを「36」にする。

2、アタック、リリース、レシオ、S.C.HPFなどをざっくり決める。

3、ヘッドルームでかかり具合を調整する

4、アウトのボリュームを調整する。

そうすると下記の画像ような状態になります。

MC77-2.png

-16dBFSを入力するとかなりみなれた状態になりました!
HEADROOMは-10dB付近になりましたので今後決め打ちでもいいかもしれません。

トラックの音量によっては各所調整する必要があると思います。

MC77はハードウェアのメンテをしたことがありますが、基本的にはRev.Dと回路は同じなのですが、このプラグインは少しクセが強いように思います。歌とかに使うのは難しいような。。。

クセを出すにはいいかもしれないです!

1176系のプラグイン比較



1176系のプラグインはこれまでProtoolsに付属のBF76を使っていたのですが、Protools10になってくらいからグッと来ることがなくなって使うのをやめてしまいました。

そこから1176系のプラグインを探す旅が始まったのですが、いまだにいいものに出会っていません、、

そこで今回は今、手元の起動ディスクにインストールされている76系の周波数特性をwaves Q-clone/captureで測って見ました。

Q-clone/captureはサンプリングレート96kHzまで対応していますが見た目は20kHzくらいまでしか見られません。最近V11にしましたがそれは変わらずでした。そこまで需要はないのかな。。。

それでは早速行って見ます。

Bomb Factory / BF76
まずはProtoolsに付属のBomb factory BF76です。
76_BF.png

測定したセッティングを下に載せています。コンプはかかっていない状態です。スルーのレベルを0dBに合わせた以外は立ち上げたままの状態です。

上も下もかなり落ちていますね、、、1176のハードウェアをいくつも見てきた私としてはここまでひどくないと思うのですが、、、少なくても上は50kHzまでは伸びています。

以前(違和感を感じる前なのでProtools9か8?)も測定したことがありますがローはフラットだったように思います。ハイもここまで削れてなかったと思うのですが、、
以前の環境を見て見たい、、、

ハイファイなサウンドには合わなそうです。。

Waves / CLA76 Blacky

次はWavesの黒です。

76_CLA_D.png

1U76と同じくRev.Dをベースにしていると思います。

ほぼフラットですが上はちょっと落ちかけているのかな?

Waves / CLA-76 Bluey

次はWavesのRev.Aベースかなと。

76_CLA_A.png

こちらはBF76と同じくハイが落ちていますが、こちらの方が落ちる周波数は高めでカーブは鋭角ですね。12dB/octくらいでしょうか。

wavesは針の動きが速くてキモいです。あと立ち上げた時の設定がセンスがないです。
あとたまにバグるので個人的にはあまり使いたくないです、、、

Arturia / COMP FET-76

つぎはArturia 76です。

76_Art.png

76の中でも良さげな印象でしたがこちらもハイが落ちてますね、、
最初からインとアウトのつまみが連動するのはトリッキーです。
立ち上げた時にインが絞りきりでアウトがフルテンなのはビビりますねw


Black Rooster Audio / VLA-FET

BRAの76です。

76_BRA.png

こちらは上下が軽く落ちています。つまみの位置が変わっていてハードウェアに慣れている身としてはちょっと苦手でした。レシオの位置も逆です、、、

見た目がそんなに好きじゃない、、

Plugin Alliance / Purple Audio MC77

最後がPAのMC77です。

76_PA.png

モデルにしているものが違うということもありますが、上は綺麗に伸びています。下は1dBほど下がっていますが、コンプは叩くとローが出て来るので誤差かなと思います。

これもつまみの位置が変わっていますが良さそうではあります。

ということで

ざっくり比較して見ました。

ハードウェアの場合は可聴帯域の周波数特性はほぼフラットなので100kHzくらいまで測定してようやく違いが出てきます。他にも位相や歪率などを見ますが、プラグインの場合はサンプリングレート48kHzだと20kちょっとで切れてしまうので可聴帯域である程度個性を出そうとするのかもしれないですね。

可聴帯域の測定だけで結構違いが見て取れますね。

今UADが手元にないので機会があれば合わせて比較したいと思います。他にもオススメの76系があれば教えてください!

現状だと
ツマミの位置、使いやすさでいうとBF76、
ハイファイな音楽にはMC77、
その他音質は好みでという感じです。

BF76がグッとくれば針の動き、つまみの位置、見た目、動作の軽さ、互換性どれを取っても最強だと思うのですが。。。
ハイファイな音楽をやろうとするとBF76の後にEQでハイを補いつつ、ちょっと歪みを足すといいかもしれないですね!

音に関しては比較しているYoutubeを発見したのでリンクを貼っておきます。


ちなみにPlugin AllianceのPurple MC77はオススメの使い方ができたので、需要があれば近いうちにこちらで書きます!

ではでは。

Shinya's Studio 中の人が持っているプラグイン



自分のためにもShinya's Studio 中の人が持っているプラグイン、ソフトウェアを書いておこうと思います。

適当に買ったけど使ってないものとかは書きません。

Antares

Auto-Tune 8 Native

Avid

Protools

iZotope

Ozone 8 Advanced(これでなくてもよさそう)
RX 7 Standard(そんなに使ってない)
Trash 2(いいかんじ)
その他

McDSP
Analog Channel Native v6(そんなに使ってない)
CompressorBank Native v6(そんなに使ってない)
その他(そんなに使ってない)

Plugin Alliance

ADPTR AUDIO Metric AB(いいかんじ)
Brainworx bx_console SSL 4000 G
Brainworx bx_digital V2(いいかんじ)
Brainworx bx_digital V3
Purple Audio MC77
Shadow Hills Mastering Compressor Class A
SPL Transient Designer Plus
SPL TwinTube(結構使うけどもっといいの探してる)
Vertigo VSC-2(そんなに使ってない)
その他

Slate Digital

FG-X Virtual Mastering Console(割と使うけど進化して欲しい)
Trigger

Solid State Logic

SSL Native Bus Compressor
(Bus compはWavesの方がいいけど、S.C.HPFついてるのでたまに使う)

Valhalla DSP

Valhalla VintageVerb(そんなに使ってない)

Waves

**V11
Abbey Road Chambers(そんなに使ってない)
Abbey Road Vinyl(そんなに使ってない)
API Collection(そんなに使ってない)
dbx® 160 Compressor / Limiter(そんなに使ってない)
Horizon + Restoration + Saphira + NLS
Smack Attack(そんなに使ってない)
Waves Tune
その他

**V10
F6 Floating-Band Dynamic EQ (結構使う)
IR1 Convolution Reverb(そんなに使ってない)
その他

**V9
EMI TG12345 Channel Strip(たまに使う)
Jack Joseph Puig Signature Series(そんなに使ってない)
Manny Marroquin Distortion(たまに使う)
SSL 4000 Collection
その他

おすすめの1軍があれば教えてください!