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1U76、1176のGRメーター調整方法



こんにちはShinya's Studioです。

今日は1U76、1176、1176系コンプレッサーのGRメーター調整方法について書いておこうと思います。

1176系のコンプは電源(特にメーターが関係する-10V側)がディスクリート回路でできていることがあります。
通常電源は専用ICで組まれていることが多いですが、1176系はシンプルになっています。

デメリットの1つとしては部品周辺の温度や入力電圧によって出力も若干ふらつきます。それが影響してGRメーターのゼロ位置が動くことがあります。そのため1176系のコンプには調整用のトリムがついています。

ちなみに本家マニュアルは下記です。

英文ですが25ページに解説があります。

それでは調整の仕方を解説していきます。

0、調整の前に


調整の前に注意点をかきます。

VUメーターの下にいかにも調整できそうなトリムがありますが、これはVUメーター自体の調整をするものですのでGR調整時には触らないでください。

1176-2.jpg

調整をしたい時、とりあえず目についたものを回したい気持ちは分からなくもないですが、知らない場合は説明書を見るか、知っている方(できれば販売店、代理店またはメーカー)に聞いてください。

触ってしまった場合は、まず元に戻すことをします。
1176の電源を切った状態でメーターの針が下がっているときに画像のゼロ%の位置まで針が来るように調整してください。

1、電源をいれてしばらく待つ


前述の通り、ディスクリート(今回は特にダイオード)は周辺温度や電源電圧によって出力の電圧も変化し、GRメーターの針が動きます。

1U76の電源を入れてメーターはGRモードに切り替えてください。リリースつまみはメーターの動作に影響しますので最速(時計回りに回しきった状態)にしてください。

電源投入後すぐは内部の温度が上がり続けるため30分程度待ってください。冬場は1〜2時間ほど必要な場合があります。

逆にいうと使い始める1時間前くらいには電源を入れたいです。

2、GRメーターの針が上がってきて落ち着いたら調整を開始する


針が落ち着いてきたら調整をします。
電源投入時すぐに調整をしたところでまだ上がり切ってない状態だと調整する意味がありません。

調整するトリムは下記の画像の部分にあります。

1176-3.jpg

1U76AC_InFPF_F_GR.png

InputとOutputの間にある穴の中にトリムがあります。外には露出していません。
1U76も同様です。

これを右に回せば針が右に、左に回せば左に回ります。これで以上になります。

その他注意点


機材を外に持ち出す場合、調整した環境と電源電圧が違う場合は再度調整する必要があります。

1U76、1176は基本的に117V動作ですので100Vなど明らかに電圧が違う場合はメーターの位置もおかしくなります。メーター位置がいつもよりかなりずれている場合は電源電圧を疑ってください。
1U76の100V仕様のモデル等はかならず100Vでご使用ください。
(他メーカーでユニバーサル電源の場合は問題ない場合があります)

ご自身の所有物ではなくレコスタ、リハスタなどの機材を使用する場合はマナーとして勝手に調整したりせずスタッフに一声かけるか、スタッフに調整をお願いしてください。

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